『遠東経済評論』など

銀週間で従妹が上海に来たので、今週中は旅行ガイドに変身。

さて、


方暁「63歳《遠東経済評論》年底謝幕」『東方早報』2009年9月23日


香港を拠点とする雑誌Far Eastern Economic Reviewが今年12月号を最後に「停止発行」。同誌は1987年以来米国のダウ・ジョーンズによって所有されている。最盛期の1990年代前半には全亜細亜に15の支局、100名以上の編集者を数えたが、2004年にはダウ・ジョーンズのリストラのため、週刊から月刊になり、大部分の記者が解雇された。既に数年前にAsiaWeekが停刊になっており、Far Eastern Economic Reviewの停刊によって、東亜細亜を拠点とするメジャーな英文雑誌はなくなってしまうことになる。Far Eastern Economic Review停刊以後は、ダウ・ジョーンズ亜細亜における活動はAsian Wall Street Journalと中文サイトが中心となり、また新たに日本語サイトの開設も予定されているという。


毛沢東衛士長李銀橋昨辞世」『東方早報』2009年9月23日


京華時報』からの転載。30年以上に亙って毛沢東の護衛を務めた李銀橋氏が22日死去。享年82歳。


康慨「法国前総統與戴妃有染?」『東方早報』2009年9月23日


82歳のValery Giscard d’Estang仏蘭西前大統領が仏蘭西大統領と英国王妃との不倫の恋を描いた小説、La princesse et le presidentを刊行。英仏のメディアによると、この小説の「王妃」はダイアナ妃をモデルにしたものということだが、ダイアナがチャールズと結婚したときには、仏蘭西の大統領はジスカール・デスタンではなく、既にミッテランになっていたので、現実には2人の接点は殆どない。
これを読んで、ジスカール・デスタンってまだ生きていたんだ? と思ったのだが、彼が1974年に大統領に就任したときは48歳で、仏蘭西史上3番目に若い大統領と言われていたのだった。


王胡「《鉄皮鼓》出版50周年」『東方早報』2009年9月23日


今年はギュンター・グラス*1の『ブリキの太鼓』刊行50周年。

ブリキの太鼓 1 (集英社文庫)

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ブリキの太鼓 2 (集英社文庫)

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ブリキの太鼓 3 (集英社文庫)

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ブリキの太鼓 [DVD]

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