http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070520#1179589164
「北朝鮮からヤクザが覚醒剤を輸入し、それが新興宗教に流れ」云々ということだが、その論証の部分がちょっとアレ。というのも、様々なドラッグの機能の差異がごっちゃにされている。例として挙げられている「オウム」が使ったとされるLSDは幻覚剤、また「アサッシン教団」が使ったのは大麻で、これはハッシシの語源ともなったが、幻覚剤に属す。覚醒剤はコカイン、煙草、カフェイン（珈琲、茶）とともに興奮剤に属す。それから、「米軍さまと安倍晋三の後ろとは、辺野古事件から国民の意識を逸らすために、下っ端ヤクザに覚醒剤注入して日本の複数の場所で発砲事件を起こさせ、ニュースはこっちの発砲事件で洪水にした」というのも、覚醒剤絡みの犯罪というのは大体覚醒剤がきれたことによる強烈な不安感とかで起きているので、「覚醒剤注入」したから犯罪が起きたというのはどうなのか。立て籠もった犯人が疲れたので、覚醒剤を打って、また元気をつけたというならともかく。
