http://d.hatena.ne.jp/katz3/20070207
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061230/1167500322で図書館にカフェ或いはバーをとちょこっと書いたのだけれど、実際に提案されている方がいる。この方が示されている教育的配慮*1というのは余計なことだろうとは思うけれど、その趣旨には反対する謂われはないだろう。あちらこちらのblogとかでは、図書館を巡って、その存続をさえ危ぶむ悲観的な意見が散見されるが、だからこそ、文字資料、オーディオ・ヴィジュアル資料、電子資料のコレクションという本務とともに、図書館をお洒落な場所、面白い場所として、さらにいえば、何かが起こり・始まる場所として演出していくというのは重要なことなのだと思う。図書館での読書会というのも、何かが起こり・始まる場所における或る種の〈出会い系〉的な企画として面白いと思う。
その一方で、
という気持もわかる。但し、私は読書というのはずっとカフェと電車の中でしてきたので、少々の騒音は気にならないけれど。「私語」とはいっても、カフェで許容される声の大きさは居酒屋で許容されるそれとは違う。
僕のネガティブ想像力を抜きにしても、僕は図書館の静寂さが好きだ。周りから「しーっ」と圧力をかけられたりして嫌な気分になることもあるかもしれない。でも、そこが僕にとっての図書館の良さだ。家にあまりいたくなかった子供だった僕は図書館の静寂さが好きだった。今も好きだけど、あまり利用する時間が無いのが残念。ま、それはともかく今図書館を利用しているのは比較的大人しめの少年少女だと思うのだけど、話すことが壁でなくなったらDQNが集まるのは間違いない。いまどきの図書館には漫画もあるし、すぐにたまり場になるだろう。同じことを書いているけど、それが言いたいことだからだ。 いろいろと話せる場があるのはそれはそれでいいと思う。でも、それが図書館である必要は無い、と僕は思う。
http://d.hatena.ne.jp/LethalDose/20070208#p1
前に思いついて書かなかったのだが、本当に静寂を好む人のためには、図書館にVIPラウンジを併設するのもありかなと思う。