幼稚園で「教育勅語」


大阪市の私立塚本幼稚園(淀川区、約二百三十人)と私立南港さくら幼稚園(住之江区、約百八十人)が、年長組の園児約百二十人に、教育勅語を暗唱させていることが一日、分かった。
 園側は「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむためにも教育勅語の精神が必要と確信している」と説明しているが、文部科学省幼児教育課は「教育勅語を教えるのは適当ではない。教育要領でも園児に勅語を暗唱させることは想定していない」としている。
 両幼稚園の園長を務める籠池靖憲氏によると、幼児期から古典に親しむため、一昨年から月一回、年長組の園児を対象に論語の勉強を始めたが、「教育の神髄を短い言葉で伝えているのが教育勅語」と考え、昨年十月ごろから教育勅語を教えているという。
 年長組の園児は毎日、一時間目の授業の初めに担任の指導で教育勅語を暗唱。保護者にも口語の訳文に「今こそ教育勅語の精神が必要」という園長の所感を添えて配布したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060702/mng_____sya_____007.shtml 
東京新聞』の記事からだが、「ある保護者は「こういう教育をするとは知らずに入園させた」と戸惑いをみせるが、園側は「保護者の不満の声は聞いていない」としている」とも。ただし、これらの幼稚園のサイト*1を見た人によれば、そもそも右翼的な教育をしている幼稚園であるそうな。私立だから仕方がないともいえるし、偶々近所だということで子どもを入れてしまったのが災難だったともいえるし。
ただ、「幼児期から古典に親しむ」ということと「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむ」ということは全く別の次元の話であることはたしかだ。