幻の？

『ORICON NEWS』の記事；


名古屋のミニシアター・シネマスコーレ、“架空”の団体『名古屋国際映画祭』に写真など悪用される　川瀬陽太も被害「全くの嘘映画祭ですからね！」
8/22(木) 15:52配信


オリコン

　名古屋駅にあるミニシアター・シネマスコーレが22日、Xを更新し、『名古屋国際映画祭』という“架空”の映画祭に連絡先や住所、写真などを悪用されていると被害を訴えた。

　シネマスコーレは「名古屋国際映画祭という、おそらく架空の映画祭の公式サイトに当館シネマスコーレの写真、さらには連絡先として住所まで無断で掲載されております。しかし一切の関係、連絡はございません。どうかお気を付けくださいませ。よろしければ拡散お願いたします」と被害を報告。続けて「こちらのサイトを見ると、受賞作など怪しい内容モリモリなのですが、すでに問い合わせも受けておりますので、やはりしっかり広めなければと思っております。拡散希望でございます」とし、「エントリー料詐欺の可能性が高いようです」とも伝えた。

　実際に写真が悪用された俳優の川瀬陽太もXを更新。「ひでぇなこれ。シネマスコーレで登壇の際の写真でスクリーンにロゴ合成までしてて。どういう目論見なのか名古屋国際映画祭。改めて言いますが知らないですよ、こんな映画祭」ときっぱり。「名古屋国際映画祭なぞといった団体（かどうかも怪しいが）とは一切関係ございません！ホームページ上の他の方々の写真も嘘ですよ！エントリー料の詐取が目的であれば被害者がもう出ているやもしれません。全くの嘘映画祭ですからね！」と呼びかけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/495850d380605f00665ec712e8adbb4a0421ad8f

この「 名古屋国際映画祭」のサイト*1にアクセスしたのだけど、ブラウジングが不可能になっている。

このサイトにアクセスできませんnagoyaiff.org にタイプミスがないか確認してください。
タイプミスでない場合は、Windows ネットワーク診断をお試しください。
DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN
シネマスコーレのツィートは
また、川瀬陽太のツィートは
この問題については、yokomayaという方の連続ツィートが詳しい；
この「映画祭」のサイトを見て不思議に思ったのは、「国際映画祭」のサイトなのに英語のコンテンツがないということだった。ただ、この「映画祭」は映画関係者向けの世界の映画祭への応募手続きができる情報サイトFilmFreeway*2に情報が掲載されていたが、既に削除されているようだ。
また、その実在が怪しい映画祭は名古屋だけでなく、日本国内だけでも、「広島短編映画祭」「大阪短編映画祭」「京都河原町国際映画祭」がある（あった）という。
「名古屋国際映画祭」サイトに関する情報。野村和司氏曰く、

*1:http://nagoyaiff.org/

*2:https://filmfreeway.com/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/FilmFreeway