２人と１人 - Living, Loving, Thinking, Again

TBSの報道；

【速報】中国で日本人の親子が刃物で切りつけられる　命に別状なし　男は「日本人学校」送迎バスに乗車図り・・・阻止を試みたバス会社女性は重体　蘇州市
6/24(月) 22:43配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
きょう午後、中国東部の江蘇省・蘇州市で、日本人の母親と子どもが中国人とみられる男に刃物で切りつけられる事件がありました。　
現場付近は日本人も多く住むエリアで、上海の日本総領事館によりますと、男は集合住宅付近に集まっていた日本人親子を切りつけ、さらに近くに停車しようとしていた「蘇州日本人学校」の送迎バスに乗りこもうとしました。その際、男を阻止しようとしたバス会社の従業員の女性が刺されたということです。親子は病院で治療中で命に別状はありませんが、バス会社の女性は重体だということです。
男は警察に身柄を拘束されましたが、日本人を狙った犯行かどうかはわかっていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e91ee5cff948b7d4f3dce02a8b6a0bf0ae7e479

テレビ朝日；

【速報】中国・日本人親子ら切りつけ事件　容疑者は52歳の無職の男　現地では「日本の人たちに申し訳ない」との声も
6/25(火) 17:31配信

テレビ朝日系（ANN）
速報です。
中国東部の江蘇省蘇州市で24日に日本人の親子と中国人の女性が襲われた事件について、地元警察はつい先ほど、容疑者は52歳の無職の男だと明らかにしました。
男は最近、別の地方から蘇州に来たということです。
動機については、明らかにされていません。

＜「誰が刺されてもおかしくなかった」現地で不安の声広がる＞
中国で日本人学校のスクールバスが襲われ、日本人の親子らが負傷した事件を受け、現地では「いつ、誰が刺されてもおかしくなかったと感じる」などと不安の声が広がっています。
きのう午後、中国東部の江蘇省蘇州市のバス停でスクールバスを出迎える日本人の母親と未就学児の男の子が、中国人の男に刃物のようなもので切り付けられました。
今のところ、中国の大手メディアは一切事件を報じていませんが、現地では発生直後に情報が広がりました。
現場近くで飲食店を経営する中国人女性に事件のことを尋ねると、頭を下げながら「中国の多くの人は、こうした事件に心を痛めています。事件を起こすのは特殊な人。日本の人たちに申し訳ない気持ちになります」と語りました。
この事件では、バスの案内係の中国人女性も刺され、重体となっています。
現地の日本人学校では、子どもがバスに乗り降りする際、案内係が寄り添い、子どもが一人になることがないようにしているといいます。
子どもが日本人学校に通う男性はANNの取材に対し、「案内係はよくやってくれるので。お気の毒というか、いたたまれないです」と話していました。
また、現場近くに住む日本人からは「こうした事件が起きると不安になる」、「外出を控えることを考えなければと思う」「状況をみると、いつ、誰が刺されてもおかしくなかったと感じる」といった不安の声があがっています。

＜中国外務省　遺憾表明も「中国は世界が認める最も安全な国の一つ」と強調＞
中国外務省は「遺憾」を表明したうえで「中国は、世界が認める最も安全な国の一つだ」と強調しました。
中国外務省は25日の会見で、「このようなことが起きたのは遺憾だ」と表明したうえで、「初歩的な判断では偶発的な事件」と説明しました。
さらに、「中国は、世界が認める最も安全な国の一つ」と強調し、「有効な措置を講じ外国人の安全を守る」と述べました。
また、日中関係への影響について直接、答えず、旅行やビジネスで中国を訪れることを「歓迎する」と話しました。
テレビ朝日報道局
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3405b4c35b371f6fa5fe83e82cbf9e1e68a8297

蘇州の日本人学校バス待ち親子が襲撃された件、領事館からメールが来てた。
かなりショッキングだし関係者が感じる恐怖も大変なものと思う。

日本のニュース記事は出てるけど、こちらのメディアでの報道はまだ見ない。
「蘇州… pic.twitter.com/Li249LulhS
— axin@上海 (@axin_sh) 2024年6月24日

蘇州の日本人母子と日本人学校バスアイ襲撃事件の続報。

その後本日昼間の時間帯、日本メディア報道を紹介する形での個人や日本関係の会社のアカウトからの情報発信が相次ぐ。

続いて事件から一日経ったタイミングで警察からの公式発表あり。メディアもその後大きく報道の流れに。 pic.twitter.com/kGm2TMVkjS
— axin@上海 (@axin_sh) 2024年6月25日

See also

Himari Semans and Nectar Gan "Japanese mother and child stabbed in China in front of school bus" https://edition.cnn.com/2024/06/25/china/japanese-mother-child-stabbed-china-bus-stop-intl-hnk/index.html
Bloomberg “Japanese mother, child attacked with knife at bus stop in China’s Suzhou” https://www.straitstimes.com/asia/east-asia/man-attacks-school-bus-in-china-wounding-three-including-japanese-woman-and-child

さらに、TBS曰く、

【速報】蘇州日本人学校　刺されて重体だった送迎バス案内係の中国人女性が死亡
6/28(金) 10:32配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
中国東部・江蘇省の蘇州市で24日、日本人学校の送迎バスに乗り込もうとした男に刺されたバスの案内係の中国人女性が死亡しました。
地元当局の発表によると死亡したのは蘇州市に住む胡友平さん（54）で、日本人学校の送迎バスに乗りこもうとした52歳の中国人の男を阻止しようとして刺され、重体となっていました。
この事件ではバスを待っていた日本人親子も切りつけられましたが、母親はすでに退院し子どもの命にも別条はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51f05f2279aa9cd9d3d6cbec440600e3fde6d6ed

惊闻胡友平女士经抢救无效不幸离世，我馆深感痛惜。胡友平女士以一己之力从歹徒手中保护了无辜的妇幼，相信她的勇气与善良也代表了广大中国民众。我们在此向胡女士的大义之举致敬，愿胡女士安息。#勇救日本母子的中国女子去世 pic.twitter.com/w4Q86cfQNN
— 日本国驻华大使馆（Embassy of Japan in China） (@Japan_Emb_inCN) 2024年6月28日

閭丘露薇さん曰く、

仝冰雪氏；

Hu Youping, a Chinese who tried to stop an assailant attacking two Japanese at a bus stop in Suzhou, was stabbed multiple times by the suspect and unfortunately passed away despite rescue efforts.
Local authorities have decided to award Hu the title "Suzhou City Bravery Model." pic.twitter.com/OhSIOBlZxN
— China in Pictures (@tongbingxue) 2024年6月28日

早川太基氏（蓉堂居士）*1；

蘇州の暴漢の凶行に立ちむかって刺された胡友平女史は、すでに亡くなっていた。
ちょうど文化大革命のまっただなかの生まれの56歳。
いかにも南方の素朴なおばさんという感じだから、日ごろからみんなに慕われていたんだろうな。
聖人は「見義不為，無勇也」といわれたが、その結果はあまりに哀しい。 pic.twitter.com/OrccLKEgm1
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2024年6月28日

目撃情報によれば、胡友平女史は、まずは暴漢を引っ張って押し留め、そして後ろから抱きついて止めたという。そこで暴漢は女史を刺し、倒れたところをまた刺した。
想像した以上に、勇気ある人。
涙がとまらない🥲 pic.twitter.com/vmVCvbbyTq
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2024年6月28日

吉林省吉林市で米国人教師らが襲撃されたことは記憶に新しい*2。また、中島恵さん*3が指摘するように、中国ではこのような突発的な暴力事件が増えているといこともある；

だが、昨今、中国では無差別殺人かと思われるような刺傷事件、殺傷事件が続いている。記憶に新しいのは、今月11日、東北部の吉林省吉林市の公園で、アメリカ・アイオワ州の大学から派遣されてきていた米国人男性教員4人が刃物のようなもので刺された事件だ。昨年も北京でイスラエル人の男性が路上で刺されたことがあった。
外国人に対してではないが、このところ、中国国内の病院や学校などで無差別の刺傷事件が相次いでいる。今年5月には雲南省の病院で刃物を持った男が23人を襲い、死傷させた*4。昨年7月には広東省で幼稚園が襲われ、6人の子どもが死亡した*5。
こうした事件はここ数年、都市を問わず、急速に増えており、中国のSNS上では「社会への報復なのか」「社会への不満がたまっているのか」「恐ろしい」といった書き込みが多い。
（「蘇州で日本人親子が刃物で切りつけられケガ　中国で無差別刺傷事件が増えている」https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3ce6cee5ac0607d8487c0e79bb5c62eadcf20430 ）