令和四年七月十二日曉,東都文廟前祭酒、二松學舍大學前校長、文學博士,石川岳堂,終於正寢,壽九十歲。嗚呼哀哉!太基年十五,訪 夫子於文廟,親受詩學。微 夫子,吾其岳麓野人矣。嗚呼哀哉! pic.twitter.com/3D5zKKPWr5
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2022年7月12日
令和四年七月十二日曉,東都文廟の前の祭酒、二松學舍大學前校長、文學博士、石川岳堂、諱は忠久、正寢に終はる。壽、九十歲なり。嗚呼、哀しいかな!太基、年十五にして、夫子を文廟に訪ひ、親しく詩學を受く。夫子なかりせば、吾れ其れ岳麓の野人のみ。嗚呼、哀しいかな!
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2022年7月12日
石川忠久先生が、本日朝5時、逝去されました。
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2022年7月12日
泉下にまします石川先生に申し上げます。次の年号は、かならず漢籍を出処にいたします。官僚たちの春の宴会ごときが出典になるのは、我が朝の恥辱であり、今の世の縮図であります。何とぞ御心安らかに。
— 蓉堂居士 (@rongtangjushi) 2022年7月12日
『読売新聞』の記事;
新元号案「万和」を提案…NHK漢詩番組で親しまれた中国古典文学者の石川忠久さん死去
2022/07/21 22:24
漢詩の普及に努めた、元二松学舎大学長で中国古典文学者の石川忠久(いしかわ・ただひさ)さん*1が12日、死去した。90歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は妻・富喜代(ふきよ)さん。
東京都出身。桜美林大や二松学舎大の教授を歴任し、2001年から05年まで、二松学舎大学長を務めた。NHKラジオ・テレビの漢詩番組にも出演し、わかりやすい解説で親しまれた。著書や編著に「漢詩を作る」「漢詩鑑賞事典」などがある。
令和となった新元号の元号案では、「 万和ばんな 」を提案した。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220721-OYT1T50359/