“Non life-threatening injuries”

“Man arrested after four US academics stabbed in park during China visit” https://www.theguardian.com/world/article/2024/jun/11/china-park-stabbing-us-academics-cornell-tutors-jilin-city-beishan-park
Ken Moritsugu and Didi Tang "Officials work to bring home US instructors recovering after stabbing attack at Chinese park" https://apnews.com/article/china-iowa-cornell-college-instructors-attacked-59ebabadcfe4da3bf76e08121e1a1e9f


提携先の中国吉林省吉林市の北華大学*1に出張中の米国アイオワ州のコーネル・カレッジ*2の教員4人が北華大学のスタッフとともに吉林市内の北山公園を散歩していて、何者かにナイフで刺された。4人をかばった中国人スタッフも負傷した。地元警察は犯人の55歳の男を逮捕された。動機は不明。
中国における突発的な刺傷事件。実は私も無縁ではなかったのだった*3。まあ、どのような社会でも、イデオロギー的な憎悪(ヘイト)であれ、個人的な怨恨であれ、或いは不定愁訴的なむかつきであれ、突発的暴力に向けてスタンバっている人間は一定数いるだろう。そういう奴の行動が着火する際、米国のような銃規制が緩い社会では銃が、日本などの銃規制がタイトな社会ではナイフが選ばれることになる。潜在的な殺意の充満ということでは変わらないのだろうけど、ナイフの方が技術的な理由で致死率が低いとは言える。

ところで、この事件は日本でも報道されたが、中にはコーネル・カレッジを「コーネル大学」としているものがあった。コーネル・カレッジは紐育州イサカにあるトマス・ピンチョンの母校とは無関係。もう既に訂正されているだろうか?