菊地章太『儒教・仏教・道教』

菊地章太『儒教・仏教・道教 東アジアの思想空間』*1を読了したのは年末のこと。
取り敢えず、目次を。


はじめに


第一章 シンクレティック東アジア――宗教の実像を求めて
第二章 かばいあう親子のどろぼう――情にあふれ馴れあう心性
第三章 翼をなくした天女たち(上)――ユーラシアの西から東へ
第四章  翼をなくした天女たち(下)――孝との調和と相克
第五章 人を呪わば穴ふたつ――心がすさむとき求められるもの
第六章 草も木もみな仏になる――宗教をぬりかえる自然認識
第七章 スモモの下で世直しがはじまる――くりかえされる予言の力
第八章 永遠の休息をあたえたまえ――湿潤温暖地域の死生観
第九章 東アジアの思想空間へ――思想が生みだす時と場所


原本あとがき
文庫版あとがき
索引