安倍以前

「「日本にいると、自民党内の右派や排外主義のポピュリズムが先鋭化していないように見えるのか。かなり末期だな。」(by kazukazu88氏)」https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2021/10/23/131809


堀新氏*1の発言;


Shin Hori@ShinHori1


これを言ってるのは私だけだと思うが、自民党という政党は、右派や排外主義のポピュリズムが先鋭化し(すぎ)ないように包摂して、「自分も体制側に入れている」という幻想や参加意識を与えてガス抜きする役割を(意図せず)担っているので、自民党が仮に消えたら、そういう勢力が暴走すると思います。
午後0:36 · 2021年10月22日
https://twitter.com/ShinHori1/status/1451392006698127362

kazukazu88氏*2曰く、

kazukazu88@kazukazu881


日本にいると、自民党内の右派や排外主義のポピュリズムが先鋭化していないように見えるのか。かなり末期だな。多くの国の「先鋭化」したポピュリズム政党は自民党右派よりもずっと穏健だし、日本はテロをやらかす極右がモデルにするレベルなのだけど。
午前2:16 · 2021年10月23日
https://twitter.com/kazukazu881/status/1451598250872557569

堀氏の発言を最初に詠んだとき、ちょっと時代がずれているんじゃないかと思った。20世紀のうちはたしかに「ガス抜き」はあったと思う。21世紀に入って、小泉純一郎政権の頃にもその兆しはあったかも知れないけれど、安倍政権、特に民主党から政権を奪還した第二次安倍政権以降では「ガス抜き」では済まなくなっている。スーザン・ソンタグも戒めるように、安易な『隠喩としての病』*3は慎むべきなのだろうけど、癌が全身に転移してしまっているかのようだ。或いは、自由主義保守主義の党ではなく「右派や排外主義のポピュリズム」の党になっているとか。たしか、仏蘭西国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首は、日本の新聞の取材に応えて、国民戦線は「極右」ではなく安倍晋三率いる日本の自民党のような政党だと語っていた筈*4