『美術手帖』の記事；
幸いにして、「キリストの埋葬」は一昨年ヴァティカン美術館で観ている。また、ボルゲーゼ美術館*2でカラヴァッジオ祭りを体験した。
NEWS / HEADLINE
2021.1.12
「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」開催中止へ。新型コロナでバチカンからの作品輸送が困難
今年3月24日より国立新美術館で開催予定だった「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催中止が発表された。新型コロナウイルス感染拡大によって、バチカンからの作品輸送が困難なためだという。
3月24日より国立新美術館で開催予定だった企画展「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催中止が発表された。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、バチカンからの作品輸送が困難なためだという。
同展は、1919年に日本にローマ教皇庁使節館が設置されたことから100年を記念し、角川文化振興財団が進める「バチカンと日本 100年プロジェクト」の一環として行われるはずだったもの。バチカン美術館が所蔵するミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ（1571〜1610）*1の傑作のひとつ《キリストの埋葬》（1602）が30年ぶりに来日することで、開催前から話題を集めていた。
当初、同展は昨年10月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今年3月に延期となっていた。
現在、人が絵画の方へ国境を越えて出向くことは困難だが、それに加えて、絵画がこちらの方に出向いてくるのも困難だということになる。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20071007/1191749086 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100423/1272052658 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100531/1275277851 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100617/1276783309 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120706/1341535849 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20140926/1411747153 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141026/1414337023 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160517/1463511219
*2:https://galleriaborghese.beniculturali.it/ See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/17/024440
