後が怖くない?

もう何年前からなのだろうか? 年末になると、正月用の注連飾りなどがスーパーで売られている。ところで、そういうのを買った人は正月が終わったらどうしているのだろうか。勿論、燃えるゴミとして出せば引き取ってもらえる。でも、注連飾りというのは一応呪具だ。ゴミとして出して、後々の祟りが怖くないのだろうか。勿論、左義長どんと焼き)などの機会に燃やすのが正しいということはわかっている。しかし、そうした行事は全国何処でも伝承されているわけではない。少なくとも、うちの近所にはない。一般的な傾向として、都市化などに伴って、 どんと焼きはどんどん少なくなって来ている筈。環境的・消防的な配慮もある。注連飾りなどを売ったスーパーでは使用の終わった注連飾りを責任もって回収し、まとめて宗教的(呪術的)な処置を施すとか、そうでなくても、捨てる際の正しい宗教的(呪術的)手続きについてのインストラクションを添付すべきなんじゃないか。