白黴効果?

大学ジャーナルオンライン編集部「カマンベールチーズで認知症が予防できる可能性 桜美林大学と明治など」https://univ-journal.jp/28720/


曰く、


桜美林大学、東京都健康長寿医療センターと株式会社 明治の共同研究グループは、軽度認知障害の高齢者において、白カビ発酵チーズ(カマンベールチーズ*1)の摂取が、認知機能との関連が報告されているBDNF(脳由来神経栄養因子)を上昇させることを確認した。

 カマンベールチーズ摂取による認知症予防効果を示唆する基礎的な研究成果はこれまでも報告されていたが、今回、世界で初めてヒトを対象とした試験でカマンベールチーズ摂取による認知症予防の可能性を示唆した。

 BDNF(脳由来神経栄養因子)とはうつ病アルツハイマー認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されている神経栄養因子の1つで、加齢とともに認知症でも低下することが報告されている。

「チーズ」ではなく「白カビ」の効果? ところで、カマンベールと「カビ発酵していないプロセスチーズ」を比較したということなのだが、それだけでは不十分だと思う。青黴を使ったロックフォールなどのブルー・チーズがあるけれど、こちらの方はどうなのだろうか。白黴(ペニシリウム・カメンベルティ)も青黴も同じアオカビ属に属する。
ところで、カマンベールとブリーは具体的にどう違うの? 勿論産地が違うというのはあるのだけれど。