- 作者: 陣内秀信
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/11/01
- メディア: 文庫
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キャリコネ編集部「台風19号の影響で27年前の学術書がツイッター話題→重版決定 出版社「今までにない反響」」https://news.careerconnection.jp/?p=80306
曰く、
以下、「山の手」と「下町」の区分を中心に『東京の空間人類学』の紹介が行われている。
甚大な被害が出た台風19号*1。関東に上陸し、都内でも避難勧告が呼びかけられる事態となった。そんな中、ツイッターで「東京23区で浸水するエリア、しないエリアの違いに興味がでた人」にと紹介された本が話題になっている。注目が寄せられているのは『東京の空間人類学』(陣内秀信著/ちくま文芸文庫)。都内書店に問い合わせると5店舗中4店舗が在庫なし。筑摩書房は10月16日、ツイッターで「問い合わせ多数のため、緊急重版を決定しました」と発表した。(後略)
「山の手」を特徴づけるのは「坂」、「下町」を特徴づけるのは(特徴づけていたのは)「水路」ということになる。以前私は山の手の東京を「山岳都市」と呼んだことがある*2。
でも、『ブラタモリ』*3のような街歩きの人気も地味ながら根強いので、別に颱風とか関係なく『東京の空間人類学』への需要はあるんじゃないか。
ところで、話題の『東京の空間人類学』は文庫版であって、オリジナルの単行本が刊行されたのは1985年のこと。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/10/011401 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/11/012655 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/13/161156 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/14/001945 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/14/011456 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/14/093535 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/15/090033 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/16/111406 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/17/000940 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/18/110408
*2:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161213/1481600217 東京の「坂」についてはhttps://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161101/1478009976 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170516/1494943973 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170602/1496329662とかも見られたい。
*3:See alsohttps://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120225/1330138424 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120702/1341247335 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131023/1382488623 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170605/1496686450