「「パクりやがって!」」https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2019/07/18/191400
京都アニメーションに放火して結果的に30数名を虐殺した男は「パクりやがって!」と叫んだ*1。
フィクションなのかノンフィクションなのかは知らないけれど、この手の話はそう珍しいものではないような気がする。「パクりやがって!」と言いがかりをつけられるのは小説家だったり学者だったりする。「思考盗聴」*2という妄想を発症する人っているじゃないですか。まるで脳内に盗聴器を仕掛けられたかのように自らの思考が誰か他人にだだ漏れになってしまう。。「パクりやがって!」は「思考盗聴」の帰結だということになる。しかし、放火オヤジがそのような妄想を抱えていたのかどうかもわからない。
これ見て思い出したのは、だいぶ前ですけれども、関西の人気落語家が、落語だけでなくテレビやラジオでも幅広く活躍してる人なんですが、その落語家が自分のネタをぱくったと視聴者の女性から苦情が来て、それもかなり粘着されて脅迫ともとれる手紙まで届くようになったので警察に相談して、その女性は警察が押さえたという事件。「パクりやがって!」からの連想で、今回の件とあまりつながりはないんだけれども、昔からテレビやラジオで自分が考えたことが言われている、盗まれている、と抗議してくる人の例はある。
*1:See https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/07/19/012926
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170815/1502814821 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170818/1503069014 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171009/1507517956 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180926/1537924794