「握手券」

ちょっと衝撃的な事件だと思ったのだが、その後に発覚した佐村河内守事件のために、霞んでしまったか。
『朝日』の記事;


AKBの「握手券」目当てに詐欺容疑 学生ら書類送検

2014年1月30日15時26分


 他人名義のクレジットカード番号を使ってアイドルグループ「AKB48」のCDをだまし取ったとして、京都府警田辺署が30日、関西大学同志社大学の学生ら6人を電子計算機使用詐欺などの疑いで書類送検することが捜査関係者への取材で分かった。イベントでのメンバーとの握手券などを入手するためだったといい、全員容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、6人はネットでAKBのCD数百枚を購入する際、他人のカード番号を使い、だまし取った疑いがある。購入後、CDに付属している生写真や握手券などを転売。握手券の一部は自分たちでも使っていた。CDは京都府内の山中に廃棄していたという。

 カード番号は実在する他人のもので、6人のうち1人が何らかの方法で控えていた。CDを郵便局で受け取る際に他人の名前の保険証を偽造して使っていたとして、府警は有印私文書偽造・同行使などの疑いでも書類送検する方針。
http://www.asahi.com/articles/ASG1Z3J2NG1ZPLZB005.html

『報知』の記事;

AKB握手券欲しくて他人のカードで486枚購入


 人気アイドルグループ・AKB48の握手券欲しさにCDを大量にだまし取ったとして、京都府警田辺署は30日までに、電子計算機使用詐欺や廃棄物処理法違反などの疑いで、大阪産業大や関西大の学生ら計6人(いずれも20歳)を書類送検した。

 同署によると、6人は昨年4〜5月にかけ、インターネット通信販売業者から他人のクレジットカードを使い、AKB48のシングル「さよならクロール」を486枚(48万6000円相当)購入。CDに含まれている握手券や、シングル曲を歌うメンバーを決める「選抜総選挙」への投票券、メンバーの写真を抜き取ると、以前から所有していた分と合わせた681枚を京都府内の駐車場に捨てた疑いが持たれている。

 クレジットカードは、学生らの1人がアルバイトとして働いていた居酒屋で、客の男性のカードから盗み見たデータを使用。投票券と写真はネットオークションなどに転売し、約40万円分を売り上げた。握手券については、リーダー格の大産大生が486枚すべてを独占。何度も握手会に足を運ぶと、計81分間のほとんどを“推しメン”であるNMB48・西村愛華(16)との握手や会話につぎ込んでいた。

 6人は全員がAKB48グループのファンで、イベントで知り合った者もいるという。「活動する資金が欲しかった」などと容疑を認めている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20140131-OHT1T00039.htm

そういえば、2012年の『SPA!』の記事だが、「高校生窃盗団「AKB握手券をヲタ生徒に転売」」というのもあったのだった*1
AKBについては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100613/1276414494 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100616/1276707881 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110518/1305646371 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110810/1312993088 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110910/1315630695 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120224/1330073012 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120531/1338431777 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130202/1359736589 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130219/1361292060 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130226/1361847535 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130227/1361977814 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130617/1371437079 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140103/1388727355 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140123/1390447028も。


ばれる前だけど、「握手券」付きだったら、売上げは倍になっていたかどうか<『交響曲第一番』