It’s quite ordinary.

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20090803/p4



いま、アニメやゲームの質的向上、ネットの発達などによって、ライトオタクは飛躍的に増えたものと思われます。

 オタク文化を山にたとえてみると、現在、五合目くらいまでは道が整備されていて、バスなども通っていて、だれでも観光できる状況が整っている。ただ、頂上を目指そうとすると、やはり自分の足で歩いて登らなければならない、そういうことだと思うんですよ。

 ライトオタクとはこの五合目くらいまで登った人たちのことですね。で、かれらはそこからさらに上を目指す意欲はない。なぜなら、そこで遊んでいても十分楽しいし、そこには仲間がたくさんいるから。

 で、そういう人たちのなかに、頂上を目指そうとする人間がいると、やっぱり浮くんですね。

 皆で楽しくハイキングしているのに、何、お前、頂上なんて目指しているの、と。登山用の重装備とか、高地トレーニングとか、空気読めよ、と。そういう視線が集まることになる。

 だから、「(頂上を目指す)オタクが(五合目で満足する)ライトオタクのなかで孤立する」という事態が発生する。

別に新しい事態でもないだろう。理系については事情はわからないけれど、文系の研究者は誰も自分と同じ対象を研究する人が日本で(下手すれば、世界で)2桁という世界に生きているのではないの?

See also http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20090804/p1