葛熔金「“漢字的黎明”再現浙江」『東方早報』2008年12月17日
少し抜き書き；
この「杭州市臨平玉架山遺址」は「良渚文化」に属するものとされる。他の「良渚文化」遺跡からは、「応当処於従原始記事符号到文字産生之過渡段階」の符号が発見されている。「中国藝術研究院」の仁平氏のコメント（間接話法）；
12月13日、杭州市臨平玉架山遺址発現一件精心打磨得光滑如鏡的大玉璧、距今約4000年、其直径為24.6厘米、厚約1.5厘米、属透閃石_陽起石系列軟玉、厚重、圓大、精美。在浙江省文物考古研究所専家仔細辨識後確認、該玉璧上有２処刻符、一処位在玉璧内凹辺縁。考古専家初歩認為、這２個刻符很可能是史前文字符号、相当於後来出現的文字；也可能反映某種宗教信仰、或大型宗教活動場景。這対於研究中国文字的起源、宗教刻符等具有重要的学術価値。
“良渚文化刻符”被認為具有“前文字”的性質、有的刻符近似於装飾性図案、但它們出現在器物的部位和重複程度和可能具有的“語境”與図案有明顕区別、商代甲骨文的出現、其中必然良渚刻符的加入、良渚刻符応当是漢字間接的祖先。
少し以前に、山東省で「龍山文化」に属するとされる「甲骨文字と類似した」記号が出土している*1。
なお、中国の古代「符号」についての考察としては、李澤厚「中華文化的源頭符号」（in『歴史本体論・己卯五説（増訂本）』*2生活・読書・新知三聯書店、2006、pp.347-369）があり。
