「バカチョン」の起源(メモ)


(前略)バカでもチョンでもの「チョン」は、拍子木の打音などの音表示からきた「ちょんと叩く」ってな感じの擬態語が由来で、明治以前からあるバカとか間抜けとかを表す言葉といわれている。

韓国・朝鮮人を差別して「チョン」とかいうようになったのは、それほど古い話ではないんじゃないかな?一説に、朝鮮高校の略称「朝高」を揶揄って「チョン高」と呼んだことが、韓国・朝鮮人全体への差別表現に転じたというものがあるが、もしそれが正しければ戦後もしばらくたってからということができるだろう。

子供のころ、戦時中に朝鮮人差別を目の当たりにした人々の証言を本で読んだが、その中で「チョン」などという言葉で差別しているという描写は記憶にない。「チョーセンジン」と罵声を浴びせられていたとか、であった。
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080909/p1

ちょんの間という言葉もありましたね。
それはともかく、1980年代には「バカチョン」=「バカでもチョン(朝鮮人)でも使える」という解釈はかなり拡がっていたようで、何気なく使っていたら、某左翼党派の人からそれは差別表現だと指弾された記憶がある。また、それから少し経って、誰かが向こうではバカポン・カメラって言っているんだぜと見てきたような(聞いてきたような)ことを言ったということがあって、それを受けて、じゃあ(当時はまだ米蘇冷戦というのがあったので)米蘇ではお互いにバカ蘇・カメラバカアメ・カメラと言い合っているのかと言ったことがあった。
ところで、引用されている「Yahoo!知恵袋」の「『バカチョン』とは使い捨てカメラのことです」*1というのは端的に誤りで、所謂コンパクト・カメラ、シャッター速度や露出や焦点が自動的に決まる類のものをいう。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080822/1219411218