歴史・文化・表象―アナール派と歴史人類学 (NEW HISTORY)
- 作者: ジャックルゴフ,二宮宏之,Jacques Le Goff
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/12/18
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071231/1199084983やhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080121/1200860042でちょろりと引用したが、『歴史・文化・表象』をたらたらと読了。
アナール学派が文化人類学的方法への接近を強めた「第三世代」の歴史家たちのマニュフェスト的テクストを集めたもの。また、「歴史認識における座標軸の転換」、「歴史学と民族学の現在――歴史学はどこへ行く――」、「歴史家の領域――歴史学と人類学の交錯――」、「インテルメッツォ:ルロワ=ラデュリーにきく」は日本における講演或いはインタヴュー。
1 George Duby「歴史認識における座標軸の転換」
2 Jacques LeGoff「歴史学と民族学の現在――歴史学はどこへ行く――」
3 Emmanuel Le Roy Ladurie「歴史家の領域――歴史学と人類学の交錯――」
4 「インテルメッツォ:ルロワ=ラデュリーにきく」
5 Andre Burguiere「ヨーロッパ社会研究における人類学と歴史学」
6 『アナール』編集部(Annales ESC)「アピール:歴史と社会科学――危機的な曲がり角か?――」
7 Roger Chartier「表象としての世界」付録 柴田三千雄、遅塚忠躬、二宮宏之 鼎談「「社会史」を考える」
編訳者あとがき
幾つか抜書きしておきたい興味深い箇所があるが、それについてはまた後日。