昔のノート


Kulaとマリノフスキ*1と機能主義についてのメモ。
これはたしか、私が大学1年のときの「文化人類学」の講義のノート。1979年。何故この2頁だけが孤立して出てきたのかについては、自分でもわからない。他の回のノートは何処へ行ったんだ? この「文化人類学」という授業は「基礎教育課目」と呼ばれて、基本的には社会学部の専門課目だったのだが、一般教養の単位が足りない場合には一般教養の「文化人類学」の単位としても使えるということだった。
「ヴァランス」は勿論正しくは「バランス」(汗)。
「臣化」は多分「臣下」の間違いじゃないかと思うのだけど、臣下にするという意味で先生がそのように板書したという可能性も捨てきれない。当時この授業を受講していて、ノートもまだあるという方がいらっしゃったら、確かめて下さい。少なくとも100人は授業を聞いていた筈。
講師は中村孚美先生だったが、当時は先生が日本における都市人類学の第一人者だということは知らなかった。というか、都市人類学の話は講義の中で触れられることはなかったと思う。そして、今回、中村先生が2011年に他界していたことを知った;


坪郷英彦「中村俊亀智・孚美文化人類学関連資料」『やまぐち学の構築』10、pp.1-24、2014
http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/file/24746/20160620100817/D160010000003.pdf