木曜日は一日雨で、さらに急に翻訳の仕事が入ったので、遠出もできないが、夕方から気晴らしに傘を差して、近くの商店街の方まで散歩。ブックオフで\105本を4冊買う;

- 作者: 岡崎京子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/04
- メディア: コミック
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- 作者: マイケル・ムーア,黒原敏行
- 出版社/メーカー: アーティストハウス
- 発売日: 2003/11/29
- メディア: 単行本
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- 作者: 石牟礼道子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1972/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 大貫妙子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/04
- メディア: 文庫
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岡崎京子さんの『UNTITLED』は1994年12月から1996年1月、つまりあの交通事故の直前に発表された作品が「未定稿」(「編集付記」)のまま収録されている。現在blog圏内で議論されているようなことどもは、既に彼女が思考していたのだなと気づく。「万事好調」。タイトルはゴダールがジェーン・フォンダとイヴ・モンタンを使った映画からいただいたものだろうが、話の中にストライキは登場せず、2人の姉と1人の弟の話。逆に、Tout va bienってどういうことかという自明中の自明なことを考え込ませてしまう。絵柄では木漏れ日(pp.130-131、134)が印象的。木漏れ日といってもモノクロなので、白地に黒の図柄。これって、何処かで見たことあるなと思ったのだが、御夫君である写真家の朱雀正道の写真の影響ではなかろうか。
マイケル・ムーアの本の
で始まる第6章は大笑いできる。と同時に、「悪」についての省察はなかなか鋭い。
やあわたし私は神だ。
申し訳ないが、マイクの本に割りこんで、ちょっと喋らせてもらうよ。なんといってもわたしは神だ−−誰にも止められないよな。(p.184)
序でに、岡崎京子関係のソースをメモ;
http://www.ne.jp/asahi/site/bbiw/
http://page.freett.com/tach/okazaki.html
http://www.ne.jp/asahi/site/bbiw/ot/