米本浩二『評伝 石牟礼道子』

米本浩二*1『評伝 石牟礼道子 渚に立つひと』を先週読了。


序章

1 栄町 とんとん村
2 代用教員
3 虹のくに
4 サークル村
5 奇病
6 森の家
7 水俣病闘争
8 行き交う魂
9 流々草花
10 食べごしらえ
11 手漕ぎの舟
12 魂入れ
13 不知火
14 道子さんの食卓


あとがき
文庫本のためのあとがき
書誌・主要参考文献
石牟礼道子年譜


解説(池澤夏樹

全400頁を超える労作。最後の章が「道子さんの食卓」であるのは興味深い。
ところで、本書を読む前に、石牟礼道子伝としては、田中優子先生の『苦海・浄土・日本 石牟礼道子 もだえ神の精神』を読んでいる。こちらはテクストによりフォーカスした評伝(論)fらえるといえる。