先週の週末は、妻の快気祝いの食事会が続いた。
金曜は淮海路の「香都明月」で食事。その後、茂名南路のHouse of Blues and Jazz*1でジャズを聴く。演奏しているのはContinuumという米国のバンド*2。メンバーを書き出してみると、
Quinn Lawrence: piano, alto sax, vocals
Jamil Byron: drums
Mike Brownell: bass
Evelyn Champagne: vocals
Thaddeus Ford: trumpet, MC
この中では特にJamil Byronのドラミングが安定していて且つパワフルで素晴らしかった。Quinn Lawrenceという人はサックスもピアノも中途半端な感じがしたのだが、この人のヴォーカル(スキャット)はとにかく凄かった。途中、「メリーさんの羊(Mary had a little lamb)」*3、「線路はつづくよどこまでも(I've Been Working on the Railroad)」*4がフィーチャーされ、思わずにっこり。
土曜日は浦東の「焼肉スタミナ苑」で食事。焼肉は一応日本料理なのだけれど、日本では焼肉は寧ろ朝鮮というか在日文化に結びつけられているのでは?*5 最近日本政府が導入しようとしているといわれる「スシ憲兵」制度*6からすると、これはどうなるのか。料理の国籍というのは本質主義的に固定されているのではなく、その都度の場所によって変わるということか。福岡の某ラーメン屋は日本国内では中華料理を、上海では日本料理を掲げているわけだし。
*1:Cf. http://www.cityweekend.com.cn/shanghai/listings/nightlife/live_music/has/house-of-blues-jazz/
*2:Cf. http://shanghaijazzscene.com/blog/2007/02/21/continuum-at-the-house-of-blues-and-jazz/ 因みに、このShanghai Jazz SceneというJQ Whitcomb氏のblogは上海のジャズに特化したblog。JQ Whitcomb氏も上海在住のジャズ・プレイヤー。
*3:Cf. http://www.worldfolksong.com/kids/song/mary.htm
*4:Cf. http://14.studio-web.net/~yamahisa/senrotuduku.html http://www.contemplator.com/america/railroad.html