Hand Made by Tinho Pereira

上海在住の伯剌西爾人ギタリストTinho Pereira*1のリーダー・アルバムHand Madeを聴く。


1 Brazilian Groove
2 Verdiana
3 Walter's Song
5 Desabafo in Blues(My Picture of You)
6 Sol e Mar
7 Shanghai My City
8 Amistad
9 Natalia
1月24日に彼のライヴがあって、その場で買ったのだが、封を開けて聴き始めたのは昨日辺りから。上海でレコーディングされ、伯剌西爾でミキシングされた。参加したミュージシャンの国籍は伯剌西爾のほかに、米国、モーリシャス諸島、コロンビア、チリ、白露、キューバ仏蘭西、中国。
“Brazilian Groove”は「伯剌西爾的」というよりは、まさにフュージョンはこのようにしてつくれという感じの曲。最後にドラム・ソロがあって盛り上がるかなと思わせて、次の瞬間に肩透かしのようにホーンが入って唐突に終わってしまうところが何故かかっこいい。”Walter's Song”は全編バロック的なギター・ソロ。” Desabafo in Blues”はサックス・ソロから始まって、そのまま歌へ。また、オルガンとギターの絡みがいい。”Sol e Mar”はパーカッションを前面に出した、アフリカ的なビートを楽しむ曲。”Shanghai My City”ではメローなミディアム・テンポにTinho Pereiraの何語か不明のラップが絡む。”Amistad”と”Natalia”はまさにこれぞ伯剌西爾! という感じのノリ。