豊漁ではあるけど

『読売新聞』の記事;


不漁のサクラエビ、水揚げ一転40倍…自主規制の効果か「5年間我慢したかいあった」
2023/04/06 11:32


 不漁が続く静岡県駿河湾特産のサクラエビ*1の春漁が始まり、初日の水揚げ量は計約40トンと昨春(0・9トン)の40倍以上に達した。エビは近年にないほど大ぶりという。静岡市清水区の由比漁港と焼津市の大井川港で5日早朝に行われた初競りでは、前年より安値で落札された。春漁は6月9日まで行われる。

 由比漁港では、淡いピンク色のエビが入った箱が一面に並べられ、仲買人たちが、次々と競り落としていった。1箱(15キロ)平均3万2750円(税抜き)と、昨春より約5万円安い価格で取引された。

 初競りに参加した加工業者らの表情も明るかった。県桜 海老えび 加工組合連合会の笹間伴行会長(59)は「5年間我慢したかいがあった。新鮮な商品を、手頃な価格で消費者に届けたい」と意気込んだ。

 県桜えび漁業組合は、漁獲量が激減した2018年に秋漁を中止し、それ以降も操業船の数や網を引く時間を制限するなどの自主規制を続けてきた。

 久しぶりの豊漁に、由比港漁業協同組合の宮原淳一組合長(82)は「昭和の後半から平成の初めにかけて見た懐かしい景色だ」と喜んだ。大石達也専務理事(52)は「規制の成果が出てきたのでは。今後も資源保護に注意しながら漁を続けたい」と話す。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230405-OYT1T50249/

桜海老といえばお好み焼きなのだけど、お好み焼きに必須なのは卵。今年は鳥インフルエンザの影響で卵売り場自体がなくなったスーパーも少なくないというし、近所のスーパーでは卵は常に午前中で完売してしまっているのだった。
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駿河湾 サクラエビ豊漁 去年の44倍」https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2023/04/23/111350