石川と山口

Via https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2022/01/17/202335

NHK山口放送局の報道;


阿武町沖の定置網に3000匹のブリ
01月17日 12時47分


阿武町沖の定置網に例年だとこの時期、数匹程度しか取れないブリ*1が2日間で3000匹も入り、地元の漁業者は、「60年近く漁をしているが、これだけのブリが取れるのは初めてだ」とうれしい悲鳴を上げています。

阿武町*2の2キロほどの沖合で定置網漁をしている「宇田郷定置網」の廣石芳郎社長によりますと、先週金曜日と土曜日の2日間であわせて3000匹ものブリが網に入っていたということです。
ほとんどが重さが12キロから13キロほどの脂ののった大きなブリだということです。
廣石社長によりますと、春先には産卵を終えたブリが大量に網に入ることもありますが、この時期のブリは、網に入っても1日に5匹から10匹程度で、最近はほとんど取れなかったということです。
寒ブリの定置網漁で知られる石川県では、今シーズンの水揚げ量が前のシーズンに比べておよそ80%も減少し、記録的な不漁となっています。
山口県水産研究センター外海研究部では、「いまの時期に阿武町の沿岸までブリが来るのは珍しい現象だが原因はよくわからない」と話しています。
廣石社長は、「網を狭めていくとうずになっている魚影が見え、揚げてみるとブリだった。60年近く漁をしているが、これだけ寒ブリが取れるのは初めてだ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220117/4060012330.html

石川県では「記録的な不漁」で、山口県では記録的な豊漁。同じ日本海の中を、鰤が南の方向に移動しているということだろうか。また、石川県のマイナスと山口県のプラスとで、帳尻は合っているのだろうか? そんなことを考えてしまった。