大阪の場合?

フロイド*1「コロナ陽性から入院・退院の記録」https://www.byosoku100.com/entry/2021/08/30/122405


この人、新型コロナに感染して、入院して、そして恢復して、退院したのだという。感染と入院に関しては、えらい災難でしたね! としか言えないし、恢復して退院したことに関しては、よかったですね! としかいえない。
この人は大阪人なのだが、コロナの初期症状かも知れないと疑われる、よく「風邪症状」と言われる症状を自覚したときの行動の仕方が私の知っている千葉県の場合とかなり違うなと思った。これが大阪流ということなのだろうか。因みに、先週、家族の者に所謂「風邪症状」が出て、PCR検査をしたが、幸いにも陰性だったということがあったので、この件に関しては半分当事者みたいな者なのだ。先ず家族の「かかりつけ医」に電話をして、症状のことを話したけれど、そこはコロナに対応していないので、「保健所」などに問い合わせてほしいと言われた。「保健所」に電話したけれど、繋がらないので、千葉県のサイトから、県のコロナ専門の24時間相談電話の番号を入手し、繋がったので、自宅から歩いて行ける範囲の「発熱外来」のある病院やクリニックを幾つか教えてもらった。クリニックによっては、事前に電話で予約を入れなければいけないところもあるけど、私たちが行った病院は、予約の必要がなく、病院の入り口で「発熱外来」に来たとスタッフに告げれば、一般患者とは隔離された「発熱外来」の待合室に通されることになる。
大阪の場合、「保健所」に電話すると、PCRは「濃厚接触者じゃないと無料で受けられない」ので「有料」のを受けるように言われている。「発熱外来」の在り処を教えてくれるということはないのか? 
聞くところによると、PCRを巡る金銭的トラブルが起きることもあるらしい。こちらの経験を基にして言うと、(「発熱外来」における)PCR検査そのものは無料。但し、診察料、(「かかりつけ医」以外のところだと)初診料が発生する。また、解熱剤などが処方される場合は、薬代も発生する。
大阪の場合は、感染が確定するまで、何度もPCR検査を受けさせられるらしいけれど、「発熱外来」の場合は、陽性の場合は結果が「保健所」に通知され、その後は「保健所」の監督下に入ることになる(らしい)。らしいと書いたのは、家族の者の場合、陰性だったので、その後についてはシナリオとしてしか知らない。
「発熱外来」の在り処は、「保健所」や県の相談電話、また市役所の「健康支援課」(のような部署)のほかに、「発熱相談機関」に指定された医療機関でも教えてくれる。思い出したけど、最初、千葉県のサイトでこの「発熱相談機関」のリストのPDFを見つけたのだけど、これと「発熱外来」を混同してしまったのだった。あまりにも少ない。市内の、自宅から歩いて行ける範囲には1箇所しかない。しかも、週に2日だけ。頭に来たり訝ったりしているうちに、これは「発熱外来」ではなく「相談機関」なんだと気づいて、県の方に電話をしたのだった。