ジェリー藤尾 - Living, Loving, Thinking, Again

NHKの報道；

歌手で俳優ジェリー藤尾さん死去「遠くへ行きたい」がヒット
2021年8月14日 18時47分

「遠くへ行きたい」などのヒット曲で知られる歌手で俳優のジェリー藤尾さん*1が14日、横浜市内で急性肺炎のため亡くなりました。81歳でした。
日本人の父親とイギリス人の母親を持つジェリー藤尾さんは、高校生の時に新宿のジャズ喫茶で歌っていたところをスカウトされて芸能界に入り、1961年に「悲しきインディアン」で歌手としてデビューします。
1962年にはNHKの音楽バラエティー番組「夢であいましょう」で発表した「遠くへ行きたい」が大ヒットし、NHKの紅白歌合戦にも3回出場しています。
また、黒澤明監督の映画「用心棒」*2に出演するなど、俳優としても映画やテレビドラマなどで活躍しました。
所属事務所によりますと、最近まで俳優や歌手としての仕事を続けていたということですが、14日、横浜市内の次女の自宅で急性肺炎のため亡くなりました。
81歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202891000.html

黒澤の映画だと、ほかに『どですかでん』*3にも出ていたんじゃないかな？

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私の子ども時代の記憶によれば、ジェリー藤尾というのは妻や娘たちと一緒にヴァラエティ番組に出て、家族で歌を歌う人というイメージだった。
ホッタタカシ氏のツィート。これはその後に勃発することになる泥沼の家庭争議を暗示しているのだろうか？

ジェリー藤尾といえば思い出すのが、83年に放送されたユリ・ゲラー特集。なぜか中継先のひとつがジェリー藤尾一家で、ユリの念を受けたジェリーさんが次々スプーンを曲げてみせるのだが、どう見ても力で強引にひん曲げてるようにしか見えなんだ……。当時は一家で仲よさそうだったが。
— ホッタタカシ (@t_hotta) 2021年8月14日

小玉大輔氏のツィート；

ジェリー藤尾が亡くなった。70年代ッ子には坂本九と並ぶファミリーキャラ。しかし若い時は児玉誉士夫子飼の暴力団・東声会の用心棒でステゴロ無双。その片鱗は「用心棒」で発揮。日活映画での弟分キャラも良かったのですが、私が好きなのは「エレキの若大将」での愚連隊ビートルズ。マジ悪いです。RIP pic.twitter.com/KgJm5iZvLl
— 小玉大輔 (@eigaoh2) 2021年8月14日

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また、巖谷國士先生*4曰く、

ジェリー藤尾が81歳で没。上海租界の生まれで、愚連隊を通過してから歌手になった人だが、独特の善良さと微かに哀愁の漂う風貌で、映画俳優としてのほうが印象に残る。新東宝末期の土居通芳監督『地平線がぎらぎらっ』(1961）の「柿が食いたい」という主人公はハマり役だった。https://t.co/TmGlkudfHS https://t.co/uaTyFOdGYP
— 巖谷國士 (@papi188920) 2021年8月14日

上の記事でも言及されている『夢であいましょう』の司会者だった中嶋弘子さんが他界している；

「夢であいましょう」司会中嶋弘子さん死去 95歳
2021年8月10日 12時23分

テレビの初期に制作されたNHKの音楽バラエティー番組、「夢であいましょう」で司会を務め、首を傾ける独特のおじぎが人気を集めたファッションデザイナーの中嶋弘子さんが7月18日、老衰のために東京都内の病院で亡くなりました。95歳でした。
中嶋さんは東京都出身で、戦後、フランスに渡って服飾について学び、帰国後にファッションデザイナーとしての仕事を始めました。
その後、テレビ番組にも出演するようになり、NHKでは1959年に始まった「午後のおしゃべり」や、その2年後に始まった「夢であいましょう」で司会を務めました。
このうち「夢であいましょう」は、坂本九さんや渥美清さん、黒柳徹子さんなどが出演した音楽バラエティー番組で、中嶋さんの首をななめに傾ける独特のおじぎが人気を集めました。
中嶋さんは結婚のためにこの番組を降り、その後はファッションデザイナーとして80歳まで現役で活躍しました。
家族によりますと、中嶋さんは先月18日、老衰のため、東京都内の病院で亡くなったということです。
95歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013192291000.html