田村正和

共同通信(『東京新聞』)の記事;


俳優の田村正和さん死去、77歳 「古畑任三郎」などで人気
2021年5月18日 20時36分


 テレビドラマ「古畑任三郎」「眠狂四郎」など、正統派の二枚目からコミカルな役まで幅広い演技で親しまれた俳優の田村正和(たむら・まさかず)さん*1が4月3日午後4時20分、心不全のため東京都港区の病院で死去したことが18日分かった。77歳。京都市出身。葬儀・告別式は親族で行った。喪主は妻和枝(かずえ)さん。
 往年の映画スター阪東妻三郎の三男。兄の田村高広さん(故人)、弟の田村亮さんも俳優という芸能一家に育った。1961年に映画「永遠の人」(木下恵介監督)で本格デビュー。松竹の若手スターとして人気を集めた。
 フリーとなってからはテレビを中心に活躍。時代劇「眠狂四郎」「鳴門秘帖」などクールなヒーローを得意としたが、80年代以降はドラマ「うちの子にかぎって…」「パパはニュースキャスター」などのコミカルな役にも演技の幅を広げて親しまれた。
 94年には三谷幸喜さん脚本の刑事ドラマ「警部補・古畑任三郎」で、ニヒル切れ者だがどこか憎めない主人公の古畑を演じて話題に。独特な口調やキャラクターが受け、シリーズ化された。(共同)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105058

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実は『警部補・古畑任三郎』は視ていないのだった。最初に、これは凄ぇと思ったのは『眠狂四郎』で、「田村正和」のイメージを決定的なものにしたのはNHKのドラマ『鳴門秘帖』。これがあったからこそ、1980年代の『うちの子にかぎって…』や『子供が見てるでしょ!』などにおけるイメージ・チェンジの意味があったともいえる。