この記事への柳美里本人*1の反論;
在日韓国人「私は日本人ではありません」「アイデンティティは大韓民国」小説家の柳美里さんが日本に直撃弾! 韓国の反応
2020年12月28日
韓国の反応日本
海外の反応 韓国在日韓国人小説家の柳美里(ユ·ミリ)さんが今年の全米図書賞受賞ニュースについて、日本メディアが「日本の2人目の受賞」などと報道すると、「私は日本人ではない」とメディアを皮肉った。
ユさんは23日、東京で開かれた全米図書賞受賞記念日本記者クラブの記者会見で「(私の)全米図書賞受賞紹介で『日本人で2番目』とか『日本文学で2番目』など日本の作家というふうに報道されるが、私は日本人ではない」と決心発言をした。 彼は「日本で生まれ育って日本語で読み書きをし、もちろん日本語で考え方をしているが、国籍は韓国、大韓民国」とし「その為に日本人ではない」と強調した。
http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/55348976.html
わたしの記者会見で、最初にプロフィールを紹介された時に「日本人女性作家」と言われたので、それに対して、「わたしの国籍は大韓民国なので、日本人ではありません」と説明しました。
— 柳美里 (@yu_miri_0622) 2020年12月29日
アイデンティティという言葉は使っていません。
柳美里会見 2020.12.23 https://t.co/2xXniQOOyV @YouTubeより https://t.co/CXqDT47cD8
アイデンティティですが、
— 柳美里 (@yu_miri_0622) 2020年12月29日
通常、
わたしは○○で在る。
わたしは▲▲で在る。
と、「在る」ことで構成しますが、
わたしのアイデンティティは「無い」ことで構成されています。
日本人でも「無い」し、韓国人でも「無い」。
わたしに、ナショナルアイデンティティは、ありません。
日本人でも「無い」。
— 柳美里 (@yu_miri_0622) 2020年12月29日
韓国人でも「無い」。
ナショナルアイデンティティが「無い」ということが、物書きとしての、わたしの土台であり、根拠です。
「アイデンティティ」に関する柳美里さんのこうした定義は、アミン・マアルーフの『アイデンティティが人を殺す』を読み始めたばかりだったこともあり、興味深かった。
- 作者:アミン マアルーフ
- 発売日: 2019/05/09
- メディア: 文庫