Via https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2020/12/08/065726
津川友介氏*1曰く、
日本ではGoToトラベルが新型コロナの感染拡大に寄与しているかと議論されています。私達の研究結果*によると、GoToトラベルの利用者は、新型コロナ感染を疑わせる症状をより多く経験していました。*未査読論文@AMiyawaki38 @TakahiroTabuchi https://t.co/sfBzlMH3fVhttps://t.co/UHtoIQbZKH
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) 2020年12月6日
今回私達の研究チームは今年の8-9月に行われた約28,000人を対象としたアンケート調査(JACSIS研究)で得られたデータを解析しました。
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) 2020年12月6日
宮脇敦士先生(東京大学)、田淵貴大大先生(大阪国際がんセンター)、遠又靖丈先生(神奈川県立保健福祉大学)との共同研究です。
このようなエビデンスが政策立案者によって有効活用されることで、EBPMがきちんと実装されることを期待しています。
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) 2020年12月6日
※本論文はプレプリントであり、著者ら以外の専門家からの科学的検討(査読)はまだ受けておりません。しかし、政策上重要なテーマであるため、速報性を重視するために公開しています
原著論文です。
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) 2020年12月6日
Association between Participation in Government Subsidy Program for Domestic Travel and Symptoms Indicative of COVID-19 Infection https://t.co/Cf1l9PvjPd #medRxiv @medrxivpreprint
ちなみに、年齢、性別、所得水準、基礎疾患の有無など個人の特性だけでなく、居住地(都道府県)でも補正しています。つまり、同じ都道府県に住む人で、ToGoトラベル利用者と非利用者を比較したものが今回の研究になります。
— 津川 友介 (@yusuke_tsugawa) 2020年12月7日
共同通信の記事;
GoTo利用者は「発症」2倍 トラベルで東大チームが初調査
12/7(月) 20:42配信
政府の観光支援事業「Go To トラベル」*2の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナ感染を疑わせる症状を経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。
研究チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。政府は8日に事業延長を盛り込んだ追加経済対策を閣議決定するが、継続の是非が改めて問われそうだ。
調査は約2万8千人を対象に、8月末から9月末にネット上で実施した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7d0b4387b2dab685dff1034968ebecbbb658f78