名前だけが突出して

FNNの報道。但し、テキストの一部を改竄した;


父親刺殺か...同居の21歳女逮捕 「身体的嫌がらせを...」
カテゴリ:国内
2020年2月22日 土曜 午後0:15


東京・世田谷区で、男性が刺殺され、21歳の女が逮捕された。

女は、「父親を刺した」と供述している。

殺人の疑いで逮捕された□□◆◆◆容疑者(21)は、21日午後5時半ごろ、世田谷区大蔵のアパートで、同居していた父親とみられる男性の胸や背中を包丁で複数回刺して、殺害した疑いが持たれている。

調べに対し、□□容疑者は「お父さんを包丁で突き刺したことに間違いありません」と容疑を認め、「お父さんから、これまでに身体的な嫌がらせを受けていた」と話しているという。
https://www.fnn.jp/posts/00432626CX/202002221215_CX_CX

殺された男の名前も年齢も職業的ステータスもわからず、ただ「容疑者」の名前と年齢だけが突出している。殺した者と殺された者との関係にしても、娘という表現が回避され、「同居の21歳女」となっている。「身体的な嫌がらせ」というのは彼女自身の言葉なのだろうか。世間で普通に使われている言い方に言い換えればセクハラということなのだろうけど、それ以上のことがあったのかどうか。
或る初老の男が「娘」を孕ませて、生まれてきた子どもを殺したという事件が20141年に起こったということを思い出したのだけど、その場合、「娘」とはいっても妻の連れ子だったので、生物学的には近親相姦ではないが社会学的には近親相姦という関係であった*1