西河篤俊「アメリカの若者に広がる ソーシャリズム なぜいま社会主義?」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012121891000.html
米国において若年層を中心に「社会主義」への好意が増加していること。また、ジョージア州アトランタにおける「全米最大の社会主義団体」であるDSA=Democratic Socialists of America*1の「全米大会」の様子。その背景としての、貧富の格差の極大化。
「社会主義」への「期待の増大というのは前回の大統領選挙のときのバーニー・サンダース*2の勢いを見れば明らかだろう。また、民主党の若手政治家として注目されているアレクサンドリア・オカシオ=コルテスとラシーダ・タリブ*3はDSAのメンバーである。
一般的なイメージとしては、米国は「社会主義」とは疎遠だということになっており、この記事もそのような前提を受け入れて書かれている。しかし、疎遠になったのはそう古い話ではないじゃないだろうか。
最初に示されたTシャツの写真。SOCIALISMではなくSOCIALIZM!
*1:https://dsausa.org/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Democratic_Socialists_of_America
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160601/1464744478 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161024/1477328511 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170812/1502503239 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170909/1504926913
*3:https://ocasio-cortez.house.gov/ http://tlaib.house.gov/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Alexandria_Ocasio-Cortez https://en.wikipedia.org/wiki/Rashida_Tlaib See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/07/15/223558