NHKの報道;
「史上最悪の未解決事件」でDNAが一致 33年ぶり 韓国
2019年9月19日 12時43分
韓国で10人の女性が相次いで殺害され「史上最悪の未解決事件」と呼ばれた事件で、警察は19日、現場で採取したDNAが、別の事件で服役中の男と一致したと発表し、33年ぶりに事件の全容解明につながるのか、注目されています。
韓国ではソウル近郊ファソン(華城)で、1986年から91年にかけて10人の女性が殺害される事件が起き、これまで容疑者は特定されていませんでした。
事件は、ことしのフランスのカンヌ映画祭で最優秀賞のパルムドールを受賞したポン・ジュノ監督が製作し、2003年に公開された「殺人の追憶」という映画の題材にもなり、日本でも注目されました。
韓国の警察は19日午前、記者会見を開き、最新の技術で調べたところ、現場で新たに容疑者のものとみられるDNAが採取され、それと一致する人物が33年ぶりに見つかったと発表しました。
この人物は、別の事件で殺人などの罪で服役中の50代の男だということです。
この事件は2006年に時効が成立していますが、韓国では「史上最悪の未解決事件」とも呼ばれ、警察はおよそ60人からなる捜査本部を改めて立ち上げて、全容解明に全力をあげるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190919/k10012089161000.html
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華城で殺人事件が始まったのが1986年。偶然なのだろうけど、(『羊たちの沈黙』のモデルになった)伊太利の「フィレンツェ連続殺人」*1がぴたりと止んだのが1985年のこと(Cf. 島村菜津、マリオ・スペッツィ『フィレンツェ連続殺人事件』*2。
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*1:断続殺人の方が適切かも知れない。
*2:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20050725 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120414/1334345971