「嫉妬」ではなく妬み

石渡嶺司*1「「JK炎上」がトレンド入り~女子高生が自動車購入で叩かれる不思議」https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20190906-00141538/


或る女子高校生が自ら購入した中古の軽自動車の「自慢」をツィッターでやったら、非難やら「嫉妬」やらのネガティヴ・コメントが殺到し、アカウントを閉めざるを得なくなったということが最近起こった。まあ、ツィッターじゃなくてインスタグラムだったら話は違ったかも知れないけれどね。
そのことに絡んで曰く、


この女子高生への嫉妬コメント、構造としては、学歴差別を気にしすぎる大学生と共通しています。

いわく、「地頭はいいけど、大学受験で失敗した」とか。

いわく、「どうせ世間は学歴差別でうちの大学からはろくに採用してくれない」とか。

いわく、「もう少し、頭のいい親の元でうまれていればなあ」とか。

あいたたたたたた。痛い、痛すぎる。

困ったことに中堅私大や地方大学、何だったら難関大にも、こういう学生がいます。

学歴差別の細かい話は、他で書いているので省略しますが、こういうメンタルの学生は採用担当者から間違いなく敬遠されます。

とある採用担当者の談。

学歴差別を気にする学生、よくいますけど、言うほど、企業側は気にしませんよ。特にこういう売り手市場では。就活の初期段階ならまだしも、ずっと気にし続ける学生は、うちも含めてまず採用しませんね。それこそ学歴差別?いえいえ、そうではありません。学歴差別コンプレックスで性格がゆがんでいるから面倒なんです。そんな学生、採用するわけないでしょ?」

ただ、石渡氏がここで使っている「嫉妬」は「妬み(envy)」と言い換えた方がいいような気がする*2