或るギャップなど


橋本治「反知性より無知性がこわい」in 『ちくま』(筑摩書房)569、pp.2-3、2018


いちばん最後に読んだ橋本治の文章。
「おやじ系週刊誌」に「「社会に対する関心」というのが、まったくない」のに気づいて、「びっくりしてしまった」という(p.3)。「おやじ系週刊誌」というのは『週刊ポスト』とか『週刊現代』のことだろうか。
https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/18/040631

これに対して、

id:nessko


現ポスは読者層が高齢化しているので、しかたないのではないでしょうか。そこで橋本治が想像しているよりも年配の方たちが主流でしょう。

橋本治が想像しているよりも年配の方たち」というと、要するに橋本治と同世代、つまり団塊ということでしょうか。また、サラリーマン時代は駅のキオスク(みたいな店)で「現ポス」を買っていた人たちが通勤をしなくなると、キオスク(みたいな店)での売り上げが落ちて、代わりにコンビニでの売り上げが伸びているということがあるんでしょうかね?
ところで、上海では『週刊ポスト』は「コメダ*1で読んでいます*2。「コメダ」で女性向けとして置いてある日本の雑誌は『an-an』なのですが、ターゲット年齢層ということでは、男女でかなりギャップがあるなと感じました。

*1:See https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170813/1502636733

*2:因みに、『週刊文春』はクリニックの待合室で。