「現場近くに住む23歳の男」

碓井真史*1「現地は今:新潟小2女児殺害事件重要参考人は20代の近所の男」https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20180514-00085193/


こちらでは「重要参考人」だけど、既に「逮捕」されたようだ。但し、殺人ではなく「死体遺棄」「死体損壊」容疑*2。どんな人間なのかとか何故ああいうことをしたのかという動機についてはまだわからない。
碓井氏のテクストから、「地元」の「不安」について;


今回の事件発生直後から、地元は大きな不安に包まれています。被害者の小学校だけではありません。新潟市全体の、学校関係者、子供の関係者が動揺しています。

集団登下校が行われ、朝夕の街角には多くの子供を見守る人達が立っています。事件が発生した新潟市西区だけではなく、新潟市のあちこちで見られます(中学校には集団下校とういったシステムがないため、できるだけみんなで帰りましょうといった指導かと思います)。

いつもならそれほど大きく扱われない「不審者情報」も、各学校でとても迅速に大きく扱われています。ちょっとした不審者情報でも、すぐに緊急の職員ミーティングが開かれ、生徒達に迅速に知らされたりもします。市教委からの指示もあるのでしょう。

ご遺体が置かれたJR越後線に乗っているだけの人でも、不安を語る人がいます。街中で、越後線の電車を見ただけで、事件を思い出します。小さな物音にも、びくっと驚いてしまうような子供もいます。怖くて一人で塾に行けないという子もいます。被害者の小学校だけの話ではありません。

事件発生直後から、「まさか我が家の息子じゃないよね」「まさかうちの生徒や卒業生じゃないよね」「うちの社員じゃないよね」といった話題を、市内あちこちで聞きました。具体的に疑う理由があるわけではなくても、それでも、ただの笑い話のネタでもありません。

自分の子供が新たな被害者になる不安。万が一自分の周りの人が犯人である不安。実際には現実的ではないと頭では考えている人でも、不安がよぎります。