「「ASKA」精神科病院に入院させられていた ブログ削除後に隔離」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160127-00505225-shincho-ent&pos=5
ASKAについては殆ど言及したことがなかったのだ*1。
「一昨年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕、同年9月に執行猶予付きの有罪判決を下されたASKA(57)が、精神科病院に入院したと「週刊新潮」1月28日発売号が報じている」という。
ASKAがblogに長編エントリーをアップし、関係者が直ぐに削除してしまったという報道は読んだ。そのときは、せっかく書いたのを削除するなんて酷いことをするね、と思った。そのときの報道では、たしか上で引かれているような妄想的というか電波系的な内容には言及されていなかったのだ。勿論、いくら妄想的・電波系的とはいっても、「削除」するのはどうかと思うけど。
判決後、しばらく隠遁生活を続けていたASKAが、突如として沈黙を破ったのは今年の1月9日のことだった。自ら立ち上げたブログで、奇怪な文章を掲載したのである。女友達が〈集団盗聴盗撮〉に苦しんで命を絶ったと書き、
〈その集団盗聴盗撮の犯罪に気がついた私が次のターゲットになった〉
など9万5000字に及ぶ長文で、自身を追い詰める「集団」との戦いを記していた。
それが削除されると、新たに別のブログをスタートさせ、
〈彼たちは、私へ宣戦布告してきた〉〈3年間作り続けて来た50曲もの楽曲が、何者かの遠隔操作で、すべて削除されてしまった〉
と綴った。ASKAが入院したのは、それからまもなくのことである。
「覚醒剤依存症からさらに進んだ、覚醒剤精神病の状態だと言えます。その特徴は止めどない猜疑心の拡大で、まさにASKAさんの症状そのものです」
片田珠美氏*2のコメント。「覚醒剤精神病」というのがよくわからない。たしかに、シャブ中と被害妄想の関係はよく聞くけれど、その多くは直裁(直接)的な被害妄想で、〈敵〉は陰謀のようなまだるっこしいことはしない。だからこそ、突発的な暴力犯罪に繋がることが多いわけだ。素人ながら、寧ろ統合失調症(精神分裂病)の妄想に近いよう感じてしまう。また、淡路島虐殺事件の平野達彦*3との類似性について論じている人はいないの?