岐阜県の陰謀？ - Living, Loving, Thinking, Again

承前*1

ＡＳＫＡ容疑者「ギフハフ」発言の謎
東スポWeb 11/30(水) 16:45配信

　歌手・ＡＳＫＡ容疑者（本名・宮崎重明＝５８）の逮捕劇で注目を集めているのが「ギフハフ」なる謎の言葉だ。日本テレビ系情報番組「情報ライブ　ミヤネ屋」は２９日、芸能ジャーナリスト・井上公造氏（５９）の生電話に出た同容疑者の肉声を放送した。その中で、ＡＳＫＡ容疑者は覚醒剤使用を全面否定した上で、こう持論を展開し、あぜんとさせた。
「ギフハフっていう組織があるんですけど、そこが今、ＡＲ（拡張現実）で、僕のいるところを映したりして。ぼくのケータイにもそのアプリが埋め込まれていたんですよ！」
　この組織が盗聴、盗撮しているとの主張だが、通話する宮根誠司アナ（５３）は困惑するばかり。　一方、ネット上では「ＡＳＫＡは組織の真実に近づきすぎたんだよ」「それ以上追及するな、危ないぞ」と悪ふざけする書き込みで大盛り上がりとなった。アップストアには似た名前の「ＧｉｆＨｕｂ」なる画像シェアアプリがあり「これを指しているのでは？」などとも取りざたされたが、もちろん関係はない。
　ＩＴジャーナリストの井上トシユキ氏（５１）*2は「薬物中毒者の典型的な症状ですね。昔から『後をつけられている』『衛星から監視されている』など“監視されている”系はあるんです。テクノロジーの発達に伴って『スマホに盗聴用ウイルスが仕込まれている』と時代に即したものになったのでしょう。完全に妄想ですね」とバッサリ。
　井上氏によると、確かに技術的にはスマホを盗聴することは可能だという。だが「手間暇かけて盗聴するメリットがない」と一笑に付した。
　今月２５日には他人のスマホを遠隔操作して通話履歴などを監視する目的でソフトを入手したとして、京都府警が不正指令電磁的記録取得の疑いで会社員（４５）を逮捕したばかり。もしかして、ＡＳＫＡ容疑者はこのニュースをヒントにした？
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000043-tospoweb-ent&pos=2

浜の真砂は尽くるとも世に陰謀の種は尽くまじ。イルミナティとかコミンテルンとか。『東スポ』としては、植草一秀への取材を敢行して、「ギフハフ」と〈悪徳ペンタゴン〉*3との関係について教示を受けるべきだろう。或いは、リチャード・コシミズにインタヴューしちゃいますか？　また、岐阜県や岐阜市はASKAを名誉棄損で訴えるのだろうか。
『スポーツ報知』の記事；

茂木健一郎氏、ＡＳＫＡ容疑者へ逮捕状に「助けてもらいたかったのかもしれません」
スポーツ報知 11/28(月) 21:02配信

　脳科学者の茂木健一郎氏（５４）は２８日、ブログを更新し、警視庁が覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで、歌手のＡＳＫＡ（本名・宮崎重明）容疑者（５８）に対する逮捕状を取ったことを受けコメントした。
　ＡＳＫＡ容疑者は、２５日夜に都内の自宅から自ら１１０番通報。警察官が駆け付けると、意味不明なことを話していたという。警視庁が検査を行った結果、尿から覚せい剤の陽性反応が出た。
　茂木氏は、「ＡＳＫＡさんは、助けを求めていたのかもしれない」と題し、「ご自身で、１１０番されて、よくわからないことをおっしゃっていたということですが、ひょっとすると、助けてもらいたかったのかもしれません。法律がある以上、仕方がありませんが、本来、逮捕とかではなく、治療やカウンセリングをしてサポートして差し上げるべきだと思います。薬物に対するアプローチが間違っているような気がしてなりません」と持論を述べていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000154-sph-ent

処罰ではなく「治療」を、という意見。それはごもっとも。茂木氏の清原和博に関するコメントについてはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160204/1454576883を。

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161128/1480333869 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161128/1480350465 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161129/1480425621 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161202/1480704736