Plastic Garden

日曜日、紅坊の民生現代美術館にて、『塑料公園:韓国当代藝術(Plastic Garden: Korean Contemporary Art)』*1を観る。
韓国の現代アートのグループ展としては昨年4月の『二十一世紀的心景 韓国当代藝術群展(Mindscape of the 21st Century: Korean Contemporary Art Group Show)』があったが*2、16名のアーティストが参加した今回の展覧会は(私が観た限りにおいては)上海における韓国現代アートの最大規模の紹介。出展しているアーティストは、蠔栄涣、白鉉真、崔正化、鄭秀真、威進、全浚皓、鄭然斗、金基羅、具本昌、李烔玖、李世賢、李庸白、文敬媛、廬尚均、朴成泰、陳起鐘。そもそも韓国アートの歴史や現況について知らないし、また現代アートの定義からして、特に韓国的なものは見出せず。ただ、韓国のアーティストは(日本や中国よりも)美術史に対して意識的なのではないか*3。紐育マンハッタンを素材とした映像作品の鄭然斗、「山水」風油絵の李世賢は、個展としてじっくり観てみたいと思った。民生現代美術館の隣の「華氏画廊」*4でも勧告現代アートのグループ展、Symbolism: Everything is never as it seemsが開かれていた*5