承前*1
時事通信の記事;
独裁者はつらいねということなのだが、現場の事情も理解せずに現場に顔を出しては言いたい放題して現場を混乱させる管理職とか経営者というのは少なからぬ企業にいそうな気がする。
金総書記の戦術ミスでW杯惨敗?=三男の功績づくりに失敗−北朝鮮【ソウル時事】将軍様が「オウンゴール」? 米政府系の自由アジア放送(RFA)は8日までに、北朝鮮が44年ぶりに出場したサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を金正日労働党総書記が、後継者に内定したとされる三男ジョンウン氏の功績づくりに利用しようとしたが、自身の戦術ミスで失敗に終わったと報じた。
北朝鮮のスポーツ事情に詳しい消息筋の話として伝えたところによると、金総書記は1対2で敗れた1次リーグのブラジル戦について、「前半は善戦したが、後半は守備に徹して勝てなかった」と分析。「逆襲するには前進守備を敷く必要がある」と判断し、守備陣の位置まで細かく指示した。
ポルトガル戦では、試合中2度にわたって戦術面の指示が監督に伝達され、試合に反映
ジョンウン氏は代表チームが国内で練習中、何度か現場を訪れて選手を激励。北朝鮮は大会での活躍を「体育発展に尽力したジョンウン氏の業績」とするもくろみだったという。選手らの処遇に関し、同筋は「将軍様が直接指示を下して敗退したため、処罰の可能性は小さい」と話している。 (2010/07/08-17:42)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010070800644&j1
ところで、葡萄牙が北朝鮮を7-0で下した試合の日は作家José Saramago*2の国葬の日で、葡萄牙の選手たちはみな喪章をつけてプレイしていたということは日本で言及されているかどうか。José Saramagoは無神論者で共産主義者だったが、その国葬には右派である葡萄牙の現大統領も勿論参列してたそうな*3。
さて、日本がパラグアイにPK戦で負けたのはお門違いの靖国神社に行ったどっかの馬鹿*4のせいということでよろしいのですよね。