CSF to review 『ストリートの思想』

CSF-MLへの村井さんからのメッセージ;


Cultural Studies Forum (CSF) 2010年1月例会案内
 最近例会活動が滞りがちでしたが、久々に例会を開催します。今回は、2010年のカルチュラル・タイフーン実行委員会とのタイアップ企画で、毛利嘉孝さんの『ストリートの思想―転換期としての1990年代―』(日本放送出版協会、2009年)の合評会を行います。
 カルチュラル・タイフーン(以下「文化台風」)は、扱われる内容が狭義の“研究”に留まらない、市民運動などの大学制度からこぼれおちる部分にまで及んでいること、あるいは表現形式にも、学会報告的なものだけでなく、様々なパフォーマンス、展示、映像上映などを伴ってきたことに特徴があります。このような文化実践の一事例としての文化台風の展開は、『ストリートの思想』で示された90年代以降の日本における文化政治の見取り図を考える上で、一つの手がかりになるものと思われますし、また逆に『ストリートの思想』を論じることで文化台風の展開に示唆を得られるものと思われます。
 そこで今回は、09年の文化台風に運営の中心に関わってくれた柏崎正憲さん、2010年の文化台風の中核になってくれる予定の駒澤大学テヅカゼミや他の大学の学生の方々から御報告頂き、こうした点について考えてみたいと思います。
 文化台風にはかかわりがないけど毛利さんの御著書には興味があるという方、あるいはその逆の方の参加も歓迎いたします。ふるってご参加下さい。
                        (文:村井)

日時:2010年1月22日(金)時間未定(午後3時開始または5時開始で調整中)
会場:駒澤大学駒澤大学深沢キャンパス ※部屋 〈http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_fukazawa/
報告1 柏崎正憲(東京外国語大学・院、政治社会思想)
報告2 グループ報告?報告駒澤大学テヅカ・ヨシハル・ゼミ 清水さやか(駒澤大学(以下駒大)2年)、竹内小百合(駒大2年)、湊香織(駒大2年)、浦山ちあき(駒大2年)
報告3 グループ報告?:その他09年、10年のカルチュラル・タイフーン実行委員学生スタッフ 岩瀬学子(国際基督教大学4年)、河村寛之(駒大3年)、妹尾裕太(駒大4年)、    打矢洋之(駒大2年)、大畑直幸(和光大学4年)、タカシマヨウ(和光大学4年)
   ※報告者の敬称略