『朝日新聞』の記事;
この記事を読むと、無着成恭*1がベストセラー作家になって、その勢いで田舎の学校から都会のリベラルなエリート校に転職したという印象を持ってしまう人もいるかも知れない。しかし、実際は、『山びこ学校』の出版によって、身内の恥を世間に晒したということで「村」を追放され、東京出てこざるを得なかったわけだ。そして、駒澤大学に再入学して、曹洞宗僧侶の資格を取り、明星学園の教職にも就いた。その辺の事情については、例えば佐野眞一の『遠い「山びこ」』を参照のこと。
「山びこ学校」無着成恭さん死去 生活綴方を実践、ラジオでも人気
宮崎亮2023年7月24日 21時32分
https://www.asahi.com/articles/ASR7S72XGR7SPTIL015.html