エマさん

共同存在の現象学 (岩波文庫)

共同存在の現象学 (岩波文庫)

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091216/1260993224で、論旨から外れるのでオミットした部分。『共同存在の現象学』本文ではなく註の文。
カール・レーヴィット、「語の響きと語の意味とのあいだ」の「意義的な類似性」の例として、曰く、


「エマEmma」はたとえば痩せた、一癖ある、浅黒い人物には似つかわしくない。「エマ」はいわばそれ自身、善良そうで丸みを帯びた感じに響くからである。(p.73)
独逸語のネイティヴにはそのように「響く」のか。世界のEmmaさんの反応や如何に?