香港台湾でも「成人指定」


李安の『色・戒』は、9月24日に台湾で上映が開始されて以来、21日間でボックス・オフィス9830新台湾ドルを達成した(台北市のみ)。これは『トランスフォーマー』、『パイレーツ・オヴ・カリビアン3』、『ハリー・ポッター5』、『スパイダーマン3』に次ぐ。かつての『グリーン・デスティニー』のボックス・オフィスを抜く可能性もあるという。また、香港におけるボックス・オフィスも3006万香港ドルに達しており、今年の中国語映画としては最高であるという。この好調の背景として、今のところ(中国語映画としては奇跡的に)海賊版が全く現れていないということがあるという。

疑問は、香港・台湾でレイティングはどうなっているのかということ。『色・戒』は米国では事実上の成人指定であり、中国大陸では完全版の上映は不可能である。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071020/1192846221

と書いたが、http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2007/10/2568/によると、香港台湾ともに「18歳未満鑑賞禁止」。また、来年の「正月第2弾作品」として日本では公開されるということだが、日本でのレイティングはどうなるのだろうか。また、やはりボカシですか。