『現代社会学理論研究』

月曜日、家に帰ったら、『現代社会学理論研究』の創刊号が届いていた。
目次は、


片桐 雅隆 創刊の辞
【特別講演】
ブライアン・S・ターナー
訳:速水奈名子・油井清光 社会学理論の新たなアジェンダ
馮 鋼
訳:朱安新・西原和久 中国における社会理論の危機
【論文】
後藤 実
世界社会の論理――グローバリゼーションと脱領土化をめぐって
畠山 洋輔
社会学的機能分析の機能――Luhmann機能分析による経験的研究の可能性
飯島 祐介
ハーバーマス社会理論における公共圏論の位置――システム的連関と市民的な社会領域との和解をめぐって
安部 彰
社会的連帯・再考――他者の存在の〈保障〉と〈承認〉をめぐる/のための試論
鵜飼 大介
「普遍」の変容――反・普遍言語論を手がかりに
田中 秀生
ルソーにおける「最初の約束」の成立様式について
藤本 龍児
アメリカにおける個人主義ニューエイジ運動――現代宗教の問題と課題
郭 基煥
在日の物語と異邦人同士の交流――『断食芸人』から

西原 和久 SST誌とGSR
――『現代社会理論研究』から『現代社会学理論研究』へ
(その他)

特に後半の4本の論文が面白そう。
ところで、「GSR」から「SST」だが、「社会理論」が「社会学理論」になるのは密かに反対していたのだ。