日本資本のカレー屋「Coco壱番屋」が自宅近くに最近オープン。
上海でカレーを食べるのはタイ料理屋でということがいちばん多いのだが、日系のカレー屋ということで嬉しいのは福神漬があることだ。カレー通の人では、福神漬をかけるのは邪道だとか邪魔だとか考えている人が多いようだけれど、印度料理ではなくあくまでも日本料理としてのカレーということなら、福神漬は不可欠だと思う。
カレーといえば、子どもの頃、カレーに醤油或いはソースをかけて食べるよその家の子どもを見て、凄い驚きというかショックを受けたことがあった。それから10年以上経って、あるガテン系のバイトをしたのだが、何時も出勤簿に名前を書くと、食券を渡された。それを持って事務所近くの飯屋に行くのだが、そこで出されるカレー・ライスが藝術的に不味いもので、その時、どんな不味いカレーでもソースをどぼどぼかければ何とか喉に流し込めるんだと悟ったのだった。