「女白領」その他

戴錚「女白領独得芥川奨」『東方早報』2007年1月18日


青山七恵さんの芥川賞受賞を報じる。彼女は「個標准的女白領」であること。また、石原慎太郎村上龍が特に強く推したこと。また、


《一個人的日子》描述了20歳的女主人公知寿輿71歳的遠房親戚吟子共同生活的一段日子、両代人対感情和事業等問題展開了対方内心深処最柔軟的地方、知寿最終決定告別男友和自由職業生活、開始去公司工作、過一個人的日子。
この記事で、日本文学の「カラオケ化」という斎藤美奈子の言葉が紹介されている――「随着文学新人奨的人気日漸高漲、以及獲奨者的年齢越来越低、在純文学領域已経呈現出写的人比読的人多的態勢、似乎人人都能拿起“麦克風*1”、高歌一曲“文学ka拉OK”」。ただ、斎藤さんの肩書きが「芥川奨評委」となっているのは違うでしょう。

それから、牧村健一郎「近現代日本小説の翻訳・普及が本格化 「文学発信」に文化庁が本腰」という「文化庁による日本文学の翻訳プロジェクト」に関する記事*2。今度露西亜語に訳されたという大佛次郎の『赤穂浪士』なんて、現在日本で版が続いているのだろうか。大昔に角川文庫に入っていたことは知ってはいるが。この「プロジェクト」には、ほかに長谷川伸川口松太郎獅子文六もラインナップされているが、これらの作家の作品も現在の日本では容易に手に入れて読むことはできないんじゃないかと思った。