植草先生或いは「スケバン刑事」

承前*1

時事通信の記事;


「事件は警察のでっち上げ」=痴漢で逮捕の植草教授

 電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された名古屋商科大大学院客員教授植草一秀容疑者(45)が警視庁蒲田署の調べに対し、「事件は警察のでっち上げだ」などと供述していることが15日、分かった。
 同署は同日、植草容疑者の身柄を送検。同容疑者が、それほど込んでいない車内で、乗車直後から女子高生に体を密着させたことが新たに判明したといい、詳しい状況をさらに追及する。 
時事通信) - 9月15日13時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000047-jij-soci

今回、「女子高生が「やめてください」と声を上げて発覚」し、「乗客の男性2人が植草容疑者を取り押さえ」、「現行犯」で逮捕されたのだから、それに対して「警察のでっち上げ」を主張するためには、相当の証拠とか理屈が必要となるだろう。最初の「植草容疑者は酒に酔っており、「覚えていない」と供述している」と「警察のでっち上げ」との距離はかなり大きい。
さて、山崎行太郎氏は「時期が時期だけに、つまり小沢民主党党首の無投票再選、安倍政権成立の直前…という絶好のタイミングだけに、また国策逮捕だったりして・・・」という疑問を提出している*2。また、「それにしても、この「女子高生(17)」とは何者なのか。また、蒲田署員に引き渡した「目撃していた乗客2人」とは、はたして単なる善意の、勇気ある乗客なのか? 是非とも知りたいものである」とも。もしも「女子高生」が警察権力の手先だったとして、それって「スケバン刑事」ではないですか。ということで、この事件は「スケバン刑事」の実在問題にまで話が拡がることになる(笑)。また、山崎氏が引いている宮崎学氏の見解というのはまっとうであると思った。
そういうわけで、植草先生が公共交通機関に乗ることの許されない危険人物なのか、それとも警察権力の大陰謀なのかはわからない。ひとつ植草先生に過ちがあるとすれば、電車に乗ったということだろう。タクシーに乗っていれば、こういうことは起こらなかったということは断言できる。